笑いの効果(たかが笑い、されど笑い)

笑うことにより心身に良い影響を及ぼす事は科学的に(医学・心理学)実証されています。

目次

『笑うことによる7つの効果』

①幸福感が増す


笑うことにより脳内ホルモンのエンドルフィンが分泌されるためです。
脳内麻薬とも呼ばれているエンドルフィンには、痛みやストレスによる苦痛を抑える作用があります。その効果はモルヒネの数倍といわれています。

②自律神経が整う


不安や恐怖、緊張などによって心にストレスが掛かると、脳でストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌が増えます。コルチゾールは副腎で分泌されると、血流に乗って全身を回ることで、「ストレスに対処しましょう」という指令を体内の臓器に伝えていきます。例えば心臓の場合、この指令を受けると心拍数が増えます。(自律神経の交感神経が優位な状態)その結果、血圧が上がり「心臓がドキドキする」状態になるわけです。
笑うことによりコルチゾールを下げる効果があります。ストレスによって体が興奮状態(交感神経が優位)になったときでも、副交感神経(リラックス状態)を優位に働かせる役割があるのです。

③エイジングケアになる


アメリカの心理学者の研究で、笑顔と見た目の年齢について調査したものがあります。
ある男性モデルの3パターンの表情(無表情、小さく笑った顔、歯を見せて笑った顔)を写真に撮り、その写真を見た人に「何歳に見えるか」を聞くというものです。
結果は、
①無表情の写真は平均55歳
②少し笑うだけで53歳
③歯を見せて笑った表情は52歳に見えるという結果になりました。
笑うだけでマイナス3歳にも見られるという事ですね。

④免疫力アップ


笑いの健康面での効果では、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化されることが解明されています。NK細胞というのは白血球の一種で、がん細胞などを退治する自然治癒力をもつ細胞です。
人の体内では、健康な人であっても1日に数千個ものがん細胞が発生しています。しかし、人は生まれながらにNK細胞をもっているため、これらががん細胞を死滅させているのです。つまり、NK細胞が活性化している人ほど、がんになりにくく、健康でいられるということです。

⑤血流が良くなる


笑うと通常よりも呼吸の回数が増えます。また、思い切り笑ったときの呼吸は深呼吸や腹式呼吸と近い状態になるため、通常時の呼吸(胸式呼吸)と比べて、体内に取り入れる酸素の量や、体外に排出する二酸化炭素の量が増えます。体内に取り込む酸素の量が増えることで血流が良くなり、新陳代謝が活発になります。

⑥血糖値が良くなる


2型糖尿病を患っている人に
〇食後に退屈な講義を聞いて、血糖値を測る
〇食後に漫才を見て笑った後、血糖値を測る
という実験データがあります。
結果は漫才を聞いた日のほうが血糖値の上昇が大幅に抑えられていたことが確認できたそうです。

⑦脳の働きが良くなる


ストレスを受けたときなどは呼吸が浅くなり脳への酸素量も減りますが、笑うことにより血流が良くなると、脳に運ばれる酸素の量も増えます。よって脳も活性化します。
などができる状態にもなるということです。


余談

世界一長寿(120歳)したとしてギネスブックにも過去認定された事のある日本人で泉重千代さんという方が昔いました。

長生きの秘訣に際してメディアの記者が質問をした回答として、泉さんは『酒と女』と答えたそうです。笑

ストレスを溜めない環境が大切ですね😌

ストレスがかかる大変な状況があったとしても、『あぁもう駄目だ〜』と思いストレスを抱えていくのか、『よし!乗り越えていくぞ❗️』と笑い飛ばして、ストレスも飛ばして、生きていくのでは人生に天と地の差が出てきそうですね☺️

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