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糖化とは
血液中の余分な糖と体内のタンパク質(筋肉や骨、皮膚、血管、臓器など)がくっつくと、AGE(Advanced Glycation End Products)という悪玉物質がつくられます。このAGEが増えると老化を促進し、シワやシミ、たるみなどの減少を起こします。余分な糖とは…体内のインスリンの処理能力を超える大量の糖質食品を摂ったりすると、ブドウ糖が血液中にあふれ、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が上がります。血糖値が高い状態が続くと、体内の糖化が進みやすくなり、AGEがたくさんできてしまいます。
糖化が進むことにより起こる様々な症状
抜け毛や切れ毛、白髪、薄毛
脂肪肝
更年期障害
動脈硬化
うつ病
歯周病
ガン
骨粗しょう症
白内障
糖尿病の合併症
アルツハイマー型認知症
etc…
糖化度をチェック
以下の項目をチェックしてみてください。チェックの数が多い程、糖化が進んでいる状態となります。
- 早食いである
- 朝食は食べない
- タバコを吸う
- タバコを過去に吸っていた
- アルコールよく飲む
- 野菜はあまり食べない
- パンや麺類をよく食べる
- 丼ものをよく食べる
- 甘いものをよく食べる
- ジュースをよく飲む
- つい食べ過ぎてしまう
- 飲んだあとによくラーメンを食べる
- ストレスが多い
- 運動はあまりしない
- スナック類をよく食べる
- 加工食品を食べる事が多い
糖化を少しでも遅らせるために
食事の食べる順番食事の食べる順番でも血糖値の上昇具合が変わってきます。理想の食べ方は、①食物繊維➜②タンパク質➜③炭水化物(糖質)の順番に食べると、血糖値の上昇がゆるやかになります。
食べ方
〇糖質の多い丼ものやパスタなどを食べる頻度が多い時は回数を減らす。または、サラダやお浸しと一緒に食べるようにする。
〇食事と食事の間は最低でも2~3時間は空ける。
〇空腹になってから食べる
〇早食いをしない
〇長時間食い(ダラダラ食い)をしない
糖化を進めやすい食べ物の見方
〇糖質とタンパク質が一緒に加熱されたもの(ホットケーキなど)
〇焦げた食べ物
〇キツネ色に焼かれたもの
〇香ばしい食べ物
これらの食べ物は比較的糖化を進める原因となってしまいますので、食べ過ぎには気を付けましょう。
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