お風呂の入り方にも色々な入り方があります😌
その中でも今回はここ一番!免疫力を高めたい!絶対にこの日は体調を崩さない!という時にお勧めの入浴方法をご紹介させて頂きます😌
免疫力を高めるHSP(ヒートショックプロテイン)入浴法
この入浴法は、お風呂で「免疫力」を高めるという医学的にも証明されている入浴方法です。ぜひ参考にしてみてください。
HSP(ヒートショックプロテイン)とは
HSPとはストレスで傷んだ細胞を修復する働きを持つたんぱく質のことで、ヒトを含めほとんどの生き物がもっている「ストレス防御たんぱく質」であり、免疫細胞を強化する働きも持ちます。

風邪などのウイルスと戦うためにも、免疫力を上げるHSPを増やしたい。免疫力UP以外にも様々な効果も期待できます。
- ストレス予防
- 低体温の改善
- 代謝アップ&美肌効果
- 疲労回復
- 運動能力アップ
- ダイエット効果
- 感染症予防
- 免疫力アップ
- 老化予防
良いことづくしですね^_^ ただ入浴の仕方に少しポイントと注意事項もあるので、しっかりと基準を守って、安全に入浴してください✨
HSP入浴のポイント
① 入浴前・後に必ず水分補給をおこなう
熱めのお湯にある程度の時間入るため、必ずHSP入浴法の前・後には水分補給を行ってください。また入浴中に体温を測るため舌下用(舌の下に入れて測る)体温計があれば近くに準備しておく。

② 41℃のお湯で15分入浴する(※詳細は下記表を参照)
入浴の目安は
- 40℃の湯で20分
- 41℃で15分
- 42℃で10分
入浴剤を使用すれば40℃で15分と短縮もOKです。ご自身の入浴スタイルに合わせてください。

③ 体温が38℃になるのがめやす
およそめやすの時間が経ったら、用意しておいた舌下用体温計で入浴中に熱を測り、平熱+1.5℃くらいになったことを確認したらお風呂から上がる。身体が芯から温まり全身からポカポカするのを感じます。ただ、このまま涼んでしまってはいけないのがこの入浴法のポイントです⇩
④ 入浴後は10分〜15分身体を保温する
この入浴法で一番大切なのが最後の保温時間。体温を37℃以上に保つことで体内のHSPが増えてゆくので、体の水分をしっかりふき取り、体が冷えないようバスタオルやバスローブにくるまり、くつ下を履いて暖かい部屋で最低10分間、体を保温する必要。お風呂上がりの部屋を適温にしておいて、身体を冷やさないようにするのが効果を最大限に高める秘訣です。

HSP入浴法は、その後の保温まできちんとおこなえば身体に熱がこもり、実践した2日後をピークに、1~3日間はHSPが増加するといいます。その後は、減少して元に戻っていくため、減少してきたら2回目のHSP入浴法を実施するのが理想的です。そう考えると週に2回だけHSP入浴法をすれば良い計算になりますね。これなら、続けやすいですね。
是非試してみてくださいね^_^
HSP入浴法の注意事項
・心臓疾患など疾患のある方は、医師に相談してください。
・高齢者、体力の無い方は、半身浴でもかまいません。
・半身浴では、肩を冷やさないように、お風呂の蓋を首まで付けたり、
肩カバーをしたり、時々首までお湯に浸かって肩を冷やさないようにする。
・冬は、高齢者に多い入浴事故に注意する。
1) 温度差対策
・浴室内を温めておく → 入浴前にお風呂の蓋をとり、浴室を温める
・浴室の床に湯をかけて温める。
・すぐに湯船に入らず、手、足、体(心臓に遠いところから)に、かけ湯をする
・湯船から出る時は、体についた水分をしっかり拭き取る。(下着まで着て浴室から出ても良い)
体についた水分が蒸発するのに必要な気化熱が体から奪われるので、
ぞくっと感じたり、冷えを感じたりする。
・着替えの部屋を暖めておく。
2) 家族に「お風呂に入る」と声かけをしてから入浴する。
・一人の場合は、タイマーをセットし、時間が分かるようにする。
3) 水分補給
・冷水だとすぐに体温が下がってしまうので、人肌程度が良い。
・高齢者の場合、体の水分量(赤ちゃん80%、成人60%、老人50%)が少ない。
よって、大量の汗をかくと、脱水になる恐れがあるので、必ず水分補給をすること。
・高齢者の場合、1回に飲む水分量が少ないので、こまめに水分を補給する。
・入浴後の汗は、体温調節のため水分が多いが、大量の汗では塩分も失うので、
スポーツ飲料などでも良い。
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