【種類別】体を温める食べ物
食べ物にも体を温めたり、逆に冷やしたりと特性がありますので、上手に活用して是非体を温める習慣を作ってください ^^) 種類別に代表的な体を温める食材をご紹介させて頂きます。少しでもご参考になれば幸いです。
【肉・魚】牛肉・羊肉・青魚など

タンパク質を豊富に含む肉や魚は体を温める食べ物です。タンパク質が体内でエネルギーに変換される時に、熱量が生まれて体を温めます。
肉のなかでも豚肉や馬肉は体を冷やす傾向にありますが、羊肉は体を温める肉です。寒い北海道では羊肉が食べられ、暑い沖縄では豚肉が好まれてきたのは、理にかなった食文化といえるでしょう。また、魚は赤身魚や青魚が体を温める食材とされています。
<体を温める代表的な肉・魚>
・牛肉
・鶏肉
・羊肉
・鮭
・マグロ
・カツオ
・サバ など

【野菜】生姜・ニンジン・ゴボウなど

生姜は、体を温める代表的な野菜のひとつです。生姜に含まれるジンゲロールは血行促進の作用があり、加熱するとショウガオールという成分に変わって体を深部から温めてくれます。
生姜以外で体を温める野菜は、水分量が少なくてミネラルやビタミンが豊富なニンジンやゴボウなどです。ミネラルは体温維持に欠かせないタンパク質の働きをサポートし、ビタミンが血行を促進してくれます。
<体を温める代表的な野菜>
・生姜
・唐辛子
・ニンジン
・大根
・カボチャ
・ゴボウ
・レンコン
・ジャガイモ
・玉ねぎ など

【果物】リンゴ・サクランボなど

リンゴやサクランボなど寒い地方で採れる果物は、体を温める効果があります。例外はありますが、体を温める効果が期待できるのは、赤色やオレンジ色など暖色の果物です。食べると代謝が上がり、血行が良くなって体が温まります。
<体を温める代表的な果物>
・リンゴ
・サクランボ
・モモ など

【キノコ】シイタケ・マイタケ

キノコのなかで、体を温める効果を期待できるのがシイタケとマイタケです。血管拡張作用、血行促進効果を持つとされるビタミンBの一種「ナイアシン」を含みます。特にマイタケのナイアシン含有量は、キノコのなかでもトップクラスです。

【飲み物】ココア・赤ワイン・日本酒など

赤ワインやココアには、ポリフェノールが含まれていて血行促進に効果的です。また日本酒や甘酒などの原料を発酵させて作られる飲み物にも、体を温める効果があります。発酵食品に含まれる酵素が体の新陳代謝を促すため、体が温まります。
<体を温める代表的な飲み物>
ココア
黒豆茶
赤ワイン
紅茶
プーアール茶
烏龍茶
日本酒
甘酒
紹興酒 など

【その他】キムチ・納豆など

キムチや納豆などの発酵食品は酵素の力で体が温まります。加えて、キムチは辛み成分である「カプサイシン」も、体温を上昇させます。
<体を温める代表的な発酵食品>
・納豆
・キムチ
・味噌
・チーズ
・ヨーグルト
・醤油 など

冷えの大敵!体を冷やす食べ物の見分け方

体を温める食べ物がある一方で、体を冷やす食べ物もあるので、見分け方を知っておきましょう。例えば、寒い地方の食べ物は体を温めやすく、温かい地方の食べ物は体を冷やしやすい特徴があります。他にも旬や色、水分量などによって見分けられます。
<体を冷やす代表的な食べ物>
・ナス
・トマト
・キュウリ
・レタス
・バナナ
・パイナップル
・メロン
・砂糖
・ドレッシング
・パン など

体を温める食べ物、冷やす食べ物 見分け方の特徴
★体を温める食べ物の特徴★ | ◆体を冷やす食べ物の特徴◆ |
寒い地方で採れる | 暑い地方で採れる |
冬が旬 | 夏が旬 |
発酵している | 発酵していない |
暖色系 | 寒色系(ただし、トマトのように例外あり) |
地中で育つ | 地上で育つ |
干物や乾物・ドライフルーツ | 生のフルーツ |
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