伸ばすについて

いつもブログをお読み頂きありがとうございます。

今回は前回まで同様、筋肉にとって健康体でいる為の4大要素について書いていこうと思います。

目次

前回までの振り返り

何度も改めての確認になりますが、筋肉を健康な状態で維持する為には4つの要素が必要となります。

それが温める』『ほぐす』『伸ばす』『鍛えるの4要素です。

前回までで4要素の内、『温める』と『ほぐす』について書かさせて頂きました。まだ読まれていない方は宜しければご覧ください。

前回までのブログ

そして今回は伸ばすについて書いていこうと思います。

筋肉が固くなる最大の要因

伸ばすと言えば真っ先に『ストレッチ』や『ヨガ』が思い浮かぶと思います。他にも様々な方法がありますが、どんな方法で柔らかくするか、という事ももちろん大切ですが、それ以上に大切にして欲しいのが、何もしないという事をしないです。

もう少し詳しく書かさせて頂くと、筋肉をさぼらせないという事が非常に大切です。

筋肉は使っていないと固く小さくなるという性質があります。

ゴムを思い浮かべて頂くと分かりやすいかと思います。

輪ゴムを外に何年も使用せずに置いておくと、柔らかいはずのゴムが固くボロボロになってしまいます。

筋肉も使い続けていないと、乾燥したゴムまではいかないですが、固く細くなっていきます。これは筋肉に当てはめると非常に怖い事です。

柔軟性を失う事により怪我が起きやすくなる事はもちろん、可動域が狭まる事により運動機能の低下や未病も発症しやすくなります。

そうならない為にも、日ごろから使っていない筋肉をともかく動かしてあげる事がとても大切です。

ハードルをしっかり下げて目の前の小さい一歩を大切に

伸ばすと聞くと、ストレッチを毎日30分は続けないといけないや、ヨガを毎日15分は続けないといけないのかなぁと思われるかもしれませんが、

まずはしっかりとハードルを下げて、目の前の小さな一歩を大切にして欲しいです。

お客様の中には、小さなお子さんを育てながら朝から晩まで、夜泣きにも対応して全くそんな余裕のない方もいらっしゃいます。仕事に朝早くから出かけて夜中に帰って来るという方もいらっしゃいます。

無理に続けてストレスを溜めるぐらいなら、まずはしっかりハードルを下げて小さな一歩に挑戦して欲しいです。もちろん今ストレッチなどを続けておられる方は素晴らしい事なので、そのまま継続してください。

伸ばす為の小さな一歩(参考例)

  • 大型ショッピングセンターに行った時は車は屋上に停めて、帰りは階段かエスカレーターを使って、車まで戻る。(エレベーターは使用しない)
  • 買い物袋を持つときに少し肘を曲げて、肩に敢えて負担がかかるように持つ。
  • デスクワークが長い方は、姿勢矯正肌着を身に付ける。参考サイト(姿勢が前のめりになっている時、下っ腹の筋肉を使っていないので、下っ腹の筋肉が小さく固くなり、代謝が落ち脂肪が付きやすくなります)
  • 布団に入って寝る前、両手を上に伸ばし、両足を下に伸ばしてから寝る癖をつける。
  • スマホにアラームのリマインダー設定をしておく。(仕事から家に帰ってきて、家にほぼ必ずいる時間帯に30分置きにアラームが鳴るように設定しておく→アラームが鳴るたび可能な限り少しでも良いので、ストレッチを行う。

伸ばすと聞くと、ストレッチを必ずしもしないといけないかというと、上記でも書かさせて頂きましたが、筋肉が固く小さくなる原因は、使っていないいう事です。

ですのでまずは普段ご自身が使っていない部位の筋肉をともかく使う、動かすというのがホントに小さな小さなストレッチの第一歩となります。

普段使っていない筋肉を使うと意外にもすぐに筋肉痛が来るものですよ(^^)

普段使っていない筋肉を使い始める事ができてきたら、徐々にステップアップをして行って、次はしっかりとストレッチやヨガに挑戦してみて下さい♪

どんなストレッチをしたら良いの?

今はYouTubeやSNS、本などでも溢れすぎているぐらい情報はあります。私たちも日々足圧後にお勧めのストレッチなどもお伝えさせて頂いておりますが、今や優良級の情報が無料でいくらでも取り放題です。

是非賢く活用してくださいね。

それでも上手く伸ばせない、自分に合っているか分からないという方は一緒に行っていきましょう。

どんな種類の方法よりもありきたりなストレッチでもコツコツ継続する、方がよっぽど効果的です。

手段に囚われず、まずは続けやすいものから続けてみてください。

因みにラジオ体操なんかは、全ての動作が網羅されていて最高の運動です。ラジオ体操お勧めですよ(^^)

ストレッチの驚くべき効果

体が硬くなる原因は使っていない他にもたくさんあるのですが、その中でも多いのが『糖化』です。

糖化については宜しければ以下のブログもご参考下さい。

糖化が進むと、コラーゲンが変質して硬くなります。そうすると、コラーゲンに覆われている筋肉も伸びにくくなって、体が硬くなってしまうんです。

ストレッチをする事で新しいコラーゲンが増えて柔軟性がアップ!

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ストレッチをすると、筋肉の中にある『繊維芽細胞』というコラーゲンを作る細胞が活発化します。
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線維芽細胞の働きが活発になると、糖化されたコラーゲンを壊して、新しいコラーゲンに置き換えることができます。
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結果、ストレッチをする事により柔軟性がアップする訳ですね。

また、体の柔軟性を高めると、血管や内臓の筋肉も柔らかくなるため、全身の健康維持や美肌にも繋がります♪ 良い事だらけですね♪

まずは小さな一歩から、確実に変えていきませんか(^^

お読み頂きありがとうございました。

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