凝りの原因 ④冷え

 

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冷え症を放置する主な症状

・肩こり、腰痛

・不眠

免疫機能の低下(アレルギー疾患やかぜ等の感染症にかかりやすい)

・生活習慣病、ガン

・生理痛、生理不順

・更年期障害

・老けやすくなる

etc

 

 

 冷え性の主な原因

 

① 基礎代謝が低い

基礎代謝が低い場合、体内で熱が作られる量も少なくなります。そして、この基礎代謝は筋肉量と大いに関連があります。一般的な成人において、基礎代謝の消費量のうち筋肉が全体に占める割合は20~30%とされていて、他の体内器官と比べてもかなり大きな割合を占めています。つまり筋肉量を上げることで、基礎代謝が上がり体内で作られる熱量も多くなるということです。

例えば、冷え性に悩んでいる女性が約7割いるのに対して、冷え性に悩んでいる男性は約1割とかなり下回ると言われています。これは、一般的に男性の方が女性より筋肉量が多く(基礎代謝が高く)、体内で作られる熱量も多いと考えれば納得がいきます

 

 

 

② 自律神経のバランスの乱れ

手足の冷えは、末梢血管が凝縮して血行が悪くなることで引き起こされます。そしてこの末梢の血流は、自律神経の働きによって調整されています。そのため、過度のストレスがかかる生活や不規則な生活を送っていて自律神経のバランスが乱れている人の場合は、手足などの末梢部分まで血液が上手く行き渡らず常に冷えを感じる原因になっているのです。

また、自律神経は前述した代謝の働きにも深く関わっています。自律神経のバランスが乱れていると、代謝の働きが鈍る→体内で作られる熱量が下がる→冷えに繋がるといった悪循環になってしまうので気をつけましょう。

さらに、少し話が変わりますが自律神経は睡眠とも深く関係があります。最近身体の冷えを感じるだけでなく、寝付きが悪いといった悩みのある方は、以下の記事で良質な睡眠の取り方について解説しています。興味があれば是非一読してみてください。
レム睡眠、ノンレム睡眠とは?違いを理解して良質な睡眠を取ろう!

 

 

③ 間違った食習慣

食制限のダイエットや偏食など間違った食習慣は冷え性の原因になります。

理由としては、代謝には「三大栄養素」である糖質・脂質・タンパク質が必要ですが、これらの栄養素が不足していてはそもそも体内で熱を生み出すことができません。また、ビタミンやミネラルは、代謝の働きを高める栄養素になります。つまり、ダイエットや偏食などの間違った食習慣では、これらの栄養素をバランス良く補うことができず代謝機能が低下してしまうため、身体の冷えにつながってしまうのです。

また、現代人に多い悪習慣は「朝食を抜く」ことです。朝食には睡眠中に低下した代謝を高め、体温を上昇させる役割があります。朝食を抜いてしまうと、日中に代謝がなかなか上がらず低体温の原因になるので気をつけましょう。

 

 

 

 

 

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末端冷え性タイプ

手足の先など体の末端部に冷えを感じるタイプです。10~20代の痩せ形の女性に最も多いタイプです。

主な特徴
・手や足先が冷たい
・爪が折れやすい
・運動不足
・ダイエット中

 

原因・対策
・食事の量が足りず熱が作れない。食事の量を増やし、タンパク質を多く摂ることを心がける。

 

 

内臓冷え性タイプ

下半身全体に冷えを感じるタイプです。運動不足や加齢で下半身の筋肉が衰えている人に多く、30代〜中高年の女性に多く見られます。汗をかきやすく食欲旺盛という特徴も有り。

主な特徴
・足先が冷たい
・下半身の筋肉が少ない
・足がむくむ
・胃腸が弱い

 

原因・対策
・下半身の筋肉が衰えると腎臓や膀胱などの排泄に関連する臓器の代謝機能が低下します。これにより体内の余分な水分が排出できなくなり、内臓に水が溜まります。内臓に水が溜まってしまうと、冷えて働きが悪くなり全身の不調に繋がります。食べ過ぎに注意し、通気性の良い服装で過ごす事を心がけるようにしましょう。

 

ほてり冷え性タイプ

下半身は冷えているのに、顔は火照っているタイプです。末端冷え性タイプと内臓冷えタイプが進行した冷え性タイプになります。冷え性のレベルとしては重度ですが、症状は顔や上半身がほてるため冷え性だと気づきにくいので注意が必要です。このタイプは自律神経のバランスが乱れているため、イライラしやすいという特徴もあります。

主な特徴
・顔がほてる
・足先・下半身が冷える
・寝付きが悪い・眠りが浅い
・イライラしやすい

 【原因・対策

ほてり冷えの要因には「寒暖差」が大きく関係しているといわれています。体温調節には交感神経が大きく関わっており、寒い屋外では身体が体温をあげようと働くため交感神経がオンになり、暖房がよく効いた温かい室内では体温維持のため発汗しようと、交感神経がオン状態となります。そのため、交感神経が休みなく働き続けることとなり、自律神経が乱れ、たとえ適度に温かい部屋であっても血液の集まった顔がほてり、手先足先が冷える『ほてり冷え』になるのです。
「ほてり冷え」対策は、38~40℃のお湯で全身入浴がお勧め。入浴剤を入れるとより効果的です。
 

 

 

全身冷え性タイプ

最も重度な冷え性であり、若者にも高齢者にも見られます。一年を通して身体に冷えを感じる人が多く、自覚症状が無いまま体の機能が下がっていく事が考えられ、波及して肩こりや腰痛などの身体の痛みがでたり、免疫機能低下によりアレルギー疾患や感染症にかかりやすくなったりと危険な冷え症です。

主な特徴
・年中冷えを感じる
・肩こり・腰痛などを伴う
・風邪をよく引く

  

原因・対策
・不規則な生活スタイルや間違った食習慣によって、内臓の働きが弱り代謝によって体内で熱を十分に作り出せていないことが原因として考えられます。まずは規則正しい生活や、栄養バランスの取れた食事を心がけ、十分な睡眠を取る事が大切です。

 

 

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 筋肉は熱の源 太腿とお尻の筋肉が冷え性撃退の鍵

 女性は男性に比べ比較的『冷え』が多く、その多くの原因が「筋肉量」にある場合が多いです。筋肉は筋ポンプ作用によって、体の隅々まで血液を運びます。人間の血液温度は約37~38℃と温かく、筋肉量が少なく、筋ポンプの力が弱いと、当然ながらこれらの温かい血液が末端まで届かずに『冷え』となるわけです。筋肉が少ない女性は、筋ポンプ作用が滞ってしまいがちなので、血行が悪くなると、肩こり・むくみなどの原因にもなります。特に、冬は寒さからカラダが冷えて筋肉が硬くなり、肩こりやむくみがさらに悪化するという悪循環を起こすため、カラダを温めて血行を改善することがとても大切です。

 

筋肉は、全身の熱の40%を産出するといわれます。その筋肉の70%以上が腰より下に存在します。筋肉が多ければ多いほど、体熱が生まれやすく、冷えにくい身体になります。血流が促されて筋肉がつくと新陳代謝がよくなるので、健康的なダイエット効果も期待できます。

下半身の筋肉強化のためには、以下のような運動をお勧め致します。

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 お尻のコリは冷えと寝つきの悪さの原因に…

 

まずはお尻のコリをチェック

椅子に座り、片脚のひざへもう片脚のくるぶしを乗せましょう。
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次に、乗せた方の脚と同じ側のひじを使って、ひざを押し下げます。

このとき、ひざが床と水平になるまで下がらなければ、お尻がこっている可能性があります。

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お尻の筋肉の中で特にコリやすいのは、お尻の上部の奥深くにある「梨状筋(りじょうきん)」、「小臀筋(しょうでんきん)」という筋肉。

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足を開いたり、股関節を固定したりする筋肉で、お尻にある筋肉の中で最もコリやすい筋肉でもあります。
さらに、梨状筋のすぐ下には、体の中で最も太くて長い「坐骨神経」が通っています。

坐骨神経は、下半身の運動や知覚をつかさどり、足に向かって走っています。そのため、梨状筋がコリ固まると、坐骨神経が圧迫されて下半身の血流が悪くなり、冷えが足先にまで及びます。

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そして、足先が冷えると睡眠にも悪い影響を与えます。


通常眠りにつく際には、体は体温を約0.5℃下げる必要があります。人は眠くなってくると、手足が温かくなる性質があります。これは手足から熱を放散しているからで、手足から体内の熱が逃げることで深部体温が下がり、睡眠に向けての準備が開始されます。

しかし、この時に足が冷えていると足先からの熱の放熱が上手くいかず、結果深く眠れる時間が短くなり、睡眠の質も悪いものとなってしまいます。

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冷え性の方で夜寝つきにくいという人は、入浴時に足首から足先をしっかり温め、お風呂から出て、寝るまでの間もなるべく足や手先を冷やさない事を心がけていきましょう。また、やはり運動を日頃から心がける事で、筋力がつき、体を温めやすい体質へ変えてくれます。日頃の運動習慣も確保していきましょう。

  

 

 

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冷え症を予防する食事と服装

 

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