手技との違い

足技と手技との違いはいくつかありますが、ここでは代表的な項目についてご説明させて頂きます。

  ※手技より足技の方が良いという説明ではありません。手技には手技の足技には足技の良さがあります。

①体の深層部をほぐしやすい

手技と足技での大きな違いの一つが『手の3~7倍の圧をかける事ができる』という点です。

体重計を成人男性が全力で手で押さえても約30㎏前後ぐらいの圧が限界かと思います。私は体重が67㎏ありますが、足で少し体重計に乗るだけで簡単に50㎏近い圧をかける事ができます。

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痛い施術は問題外ですが、身体の部位によっては(特に腰やお尻)、筋肉の層が何層にも厚くなっており、しっかりとした圧が必要な箇所があります。単に『重たく、強く踏む』という事は致しません。必要な箇所に、必要な場面で一人一人に最適な力加減を徹底しております。

②鋭い痛みやくすぐったさがない

足の指先や側面、足の裏などを必要な場所や場面で巧みに使い分けます。細い筋肉や痛みが出やすい箇所などは、痛みやくすぐったさが出ないように足の裏面を使ったり、比較的強く、圧をかけても大丈夫な箇所には指先や側面を使いながらほぐしていきますので『痛いのが怖い』や『くすぐったいのが苦手』といった方にでも安心して受けて頂けます。

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③関節を緩めやすい

足圧最大のメリットと言っても過言ではないのがこの、『関節を緩めやすい』という点です。ただ単に筋肉をほぐすだけでは、長年凝り固まった凝りはそう簡単には取れません。体の土台となる骨格を緩めた上で、深層部の筋肉をほぐしてあげる事で体は見事に軽くなってくれます。これは私たちが独りよがりで多くの事を説明するよりも、体感して頂いたお客様自身がご納得頂けるのではないかと思っております。

関節を緩める為には、しっかりとした圧が必要です。ここで足圧のメリットが最大限に活かされます。『足裏の大きな面積を使う事により、薄い筋肉や毛細血管、リンパを傷つけず、しっかりと関節を緩める事が可能』となります。これは是非とも一度体験して頂きたい足圧のメリットです。

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④手では触れづらい箇所の施術がしやすい、受けやすい

施術といえど、臀部や、鼠径部などはやはり少し抵抗がある方も少なくないと思います。足での施術の場合、不思議とこれらの箇所も何ら違和感なく施術する事ができます。これも足での施術の大きなメリットです。

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⑤骨格を矯正しやすい

『関節を緩めやすい』という点でもご説明させて頂いた通り、足と体重を活かす事で非常に関節を緩めやすくなり、その結果、骨格を矯正しやすくなります。

イメージがあまり湧かないかもしれませんが、足での骨盤矯正や肩の可動域拡大などもしっかりと行う事ができます。また、関節を緩めるだけでなく、深層筋をほぐしやすい足圧の特徴も加わる事により、骨格を矯正しやすくなるです。

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『股関節』や『肩甲骨』『脊柱』などの関節の可動域拡大は是非受けて頂きたい技術です。

⑥程よい距離感

施術中は基本、お客様と程よい距離がありますので、初めてで緊張しやすい方でも、施術が受けやすいのではないかと思います。withコロナの昨今ではより、大切なことだと感じております。

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⑦施術者のパフォーマンスの安定

あまり語られないことかもしれませんが、施術者も1日に何人もこなしていると、疲れます。疲れた時にはどうしても集中力が低下します。集中力を低下させる大きな原因は『体力の消耗』です。足が疲れない、という訳ではありませんが、人間の大きな関節を緩めたり、深層部の筋肉までしっかりとほぐしにかかる事を思うと、手技での施術よりも断然疲労度は違います。よって集中力やパフォーマンスを落としにくいというのも、足圧ならではのメリットの一つです。

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