1/31〜2/14まで第2回目となるフランスでの足圧技術研修の為、講師として参加させて頂きました🇫🇷
その間、お店が1人体制となりお客様には大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした🙇
今回は3段階に分けての講習です。
- レベル1(下半身から腰の一部の講習を3日間)
- レベル2(肩から背中の講習を3日間)
- レベル3(首の押さえ方の講習を3日間)
レベル1は11名の参加者、レベル2は24名。そしてレベル3には48名の方が参加をされました。
日本からは4名の体制で臨みました。
今回開催された場所はフランスのポワティエ地方という、ガリア・ローマ時代に開かれた古都です。クラン川に囲まれた高台の上にあり、3度の大きな戦いで名を残した街として知られています。「トゥール・ポワチエの戦い」は歴史上で有名です。また、ポワティエはジャンヌ・ダルクが裁判にかけられた場所として知られています。
羽田空港から約14時間かけ、パリのシャルル・ド・ゴール空港に到着。そこから2時間ぐらいかけ電車(TGV)に乗り、ポワティエに到着しました。
ポワティエ駅に着き、
フランスでの足圧を様々取りまとめてくれているアントワーヌさんと合流。
谷川流足圧がフランス(海外初)に進出できたキッカケはアントワーヌさんが、2年前に私達の足圧の動画をたまたま見て、連絡をくれたのがキッカケでフランスでのスクールが開催される事となりました。
そしてもう一名、私の左隣にいるのが、通訳のダニエルさんです。
鍼灸師としての免許もお持ちで、日本にも30年以上も住んでいる、私たちとフランスを繋ぐにあたって、無くてはならない大切な存在です✨
到着初日に少し近くを散歩し、早めに翌日に備えました。
そして、いよいよ授業初日。初日が一番緊張します。
授業の様子はYouTubeにまとめましたので、宜しければご覧ください😌
レベル1の授業で印象的だったのは、最終日の2日目でした。1人の高齢の参加者の方が、通訳のダニエルさんに、
『こんなに大変だなんて聞いてないわよ❗️こんなんだなんて初めから分かっていたら参加しなかったわよ❗️』
という不満を漏らしました。
すぐに臨機応変に対応し、実技の練習を休んでもらいその場で一時間みっちりと足圧で体をほぐす事としました。
すると20分ぐらい時間が経った頃から、『なんだか涙が出てきたわ。』と言われ、施術を受けながらポロポロ、ポロポロと涙を流されました。
体力だけに限らず、きっと精神的にも様々張り詰めていたんだと思います。
そして次の日は明らかに授業に取り組む姿勢が変わりました。前日よりも一生懸命、不満の一つも漏らさず、取り組まれました。
そして、彼女の口から『良かったら今度私の指圧学校でも今日と同じような研修会を開いてもらえないだろうか』という提案までして下さいました。
彼女(ヴァニックさん)は、フランスでも非常に大きく、権威のある指圧学校の理事の方で20年以上指圧に携わっています。お弟子さんも多く、今度自分のお弟子さん達にも足圧を習わせたい、とおっしゃって下さいました😌
途中どうなるかと冷や冷やしましたが、結果的にとても満足し、喜んでくださって良かったです😌✨
11名の方、全員がホントに一生懸命取り組んでくれ、無事レベル1の3日間が終わりました😌
そして次はレベル2の3日間です。こちらもYouTubeに雰囲気をまとまてありますので、宜しければご覧ください。
1,500kmも離れたベルギー🇧🇪から参加される方、イタリア🇮🇹からも参加される方もいました😳
レベル2も皆さん本当に良く頑張ってくれました。
一年ぶりに再会できた方も何人かおり、とても嬉しかったです。
お昼ご飯も研修会場の近くの学食みたいなところで、みんなと一緒に食べ、とても仲良くなります✨
レベル2とレベル3の間に一日お休みを頂き、そしていよいよレベル3です。
一番繊細な技術を必要とし、高度なレベルが求められます。
決して安くない受講料を払われ、時間も割いて参加されている訳です。絶対に一人一人が満足して、終われるよう、どうしたら良いか必死に皆んなで悩み、作戦を立て、何度も何度も話し合いをし、臨みました。
どうなるのか本当に終わるまでは、不安の連続でしたが、最後の皆さんの笑顔とエネルギーが今回の最後の授業を物語ってくれました✨
本当に本当に、足圧を通して絆が生まれ、深まりました。
今回のフランスでのスクールを通して、もっと深く日本に来て技術を学びたいという方も何名か声が上がりました。
また来年はベルギー🇧🇪での開催も決定がしました✈️その翌年にはイタリア🇮🇹でも始まりそうです。
喜びの声を通して、広がっていくのが嬉しいです✨
今回のフランスの旅でも私自身また、様々と学ぶ事ができました。学んだことをサロン双に来て頂く、お一人お一人にしっかりと還元していきたいと思います✨
そして今回の貴重な経験ができた事は、家族が家とお店を守ってくれたからです。
そして何より、いつも支えて下さるお客様があってこその私たちです🙇
本当にいつも有難う御座います✨
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