ベルギーの足圧スクールが終わり、次はフランスポワティエ地方に向かいます🚙
ベルギーオーステンデからポワティエまで車で約7~8時間。遠い💦

ポワティエに来るのは今回で3回目。少しだけこの辺りだけ土地感覚に慣れてきました。
ポワティエの街並みもとてもきれいです。




ポワティエでは駅前のアパートを4部屋借り、皆でそこで宿泊をしました。どこも宿泊料がとても高いので、なるべく安く抑えます。
シャワーの出が恐ろしく弱い、シーツに大きな染みがべっとり、トイレの水が流れない、便器の便座がない、などなど様々ハプニングも多々ありましたが、ここは節約を選んだので寝る部屋があるだけでも良しとします。

フランスに到着した次の日はオフだったので近くの街並みを探索しました。


























そしていよいよポワティエでの授業が始まりました。
ここでの参加者は約50名。今回の授業はチームを2つに分けます。
2回目以降の参加者のステップアップ技術の為の20人のチームと

初参加者や久しぶりの参加者の為の基礎を徹底的に学んでもらう為の30人のチームに分けました。

ステップアップ技術の為のチームを谷川先生が、そして基礎の為のチームを私が担当する事となりました。授業が始まる当日まではプレッシャーでほとんど寝れない日が続きました💦
参加者の皆さんは仕事を何日も休んで、遠いところから来ている方もたくさんいます。絶対にそれに見合った、それ以上の価値を提供しなければなりません。どうしたら少しでも分かりやすく伝えることができるか、ずっと頭がそのことでいっぱいでした。


通訳の方は2人。1つのチームにベテラン通訳が。私のチームは今回が大勢の場で通訳をするのは初めての研修中の大学生。まだまだ難しい日本語が分からない部分もあります。難しい言葉は使えません。

一言一言皆さんにかける言葉を頭の中でフィルターをかけながら、言葉を発していきました。日本で行っているスタイルとは少し変え、より分かりやすく、その上でしっかりとした高い技術力だという事をどうしたら体で感じ取ってもらえるか。


一人一人の表情を細かく見ながら集中力を最大限に研ぎ澄まし一人ひとりにアドバイスしていきました。
初日が終了した時、参加者の皆さんの反応が良く拍手が沸き起こりました。『いける!』心の中で少しほっとした気持ちと、最後まで絶対に集中力を切らさない、という自分との闘いがありました。

怖い顔をしていてもいけません、穏やかに、ユーモアを交えながら楽しみつつ、且つ世界一の技術だと思ってもらえるぐらいの価値を届ける、様々な感情が交差していました。
何より通訳のマックス、サポートの先生方にも沢山助けて頂き、無事初日が終了しました。
今回のフランススクールで一番遠い地域から参加された方は、ブラジルの近く南アメリカのギアナから一人で参加された方もいらっしゃいました。

パリまで約7,000km。飛行機で11時間ぐらいかかります。そしてなんとこちらの参加者のプリスカさん。偶然去年のフランススクールの様子の動画がSNSで流れてきたのを自分で見つけて直接申し込んで今回参加されてました。

参加者のほとんどの方は今のところ紹介により、増えていっていますが、誰一人知り合いがいない異国の地に一人で参加されました。正直初めは明らかに不安そうな顔をしているのは日本人チームの参加者は皆感じ取っていました。

ですが2、3日経ってきてから少しずつ自信も付き始め、周りの方たちとも打ち解け出し、最後の日は明らかに最初の頃と顔つきが変わっていました。来年もまた必ず参加しますとおっしゃってくれたのが嬉しかったです。

授業の最終日は約40度近くまで外の気温は上がり、会場の屋根のペンキが溶けて剥がれ落ちてきていました(◎_◎;)


会場は体育館だったのでもちろん冷房がない中、皆さん最後まで文句一つ言わず、頑張り切ってくださいました。









お昼ご飯の時、3年前初めてポワティエに来た時に、会場に顔を出してくれたパリオリンピックで準決勝まで進出されたラファエルさんと偶然再会する事ができました ^^)

何度も何度も何度も反復練習をし、体と頭で力の伝わり方や角度、触れ方、どういった方に喜ばれるのか、接客の事や指圧との組み合わせの事など、沢山沢山コミュニケーションを取りながら参加者の方と一緒に頑張ってきました。


最終日は皆さん本当に上手くなりました。日本に帰ってもきっと周りの方に喜んでもらえる。手ごたえが自分の中でとてもありました。

最初から最後まで、授業中もご飯の時もずっと一緒に時間を過ごしてきた参加者の皆さんとは、言葉では表せないぐらいの絆が生れます。最終日終了証を渡すとき、自然と涙が溢れてきました。






ですがまだまだ学びは続きます。早い方では9月に日本に直接来てもっと深く学びますという方や、次の日イベントに出て早速足圧を試してきます、という方もいらっしゃいます。
一度学んでだけで終わりではない。繋がり続け、学び続け、足圧をする事で自分も相手も健康に。触れ合う事で心と心、人と人の絆が深まる。そういった輪をこれからも広げていきたいです。
それぞれの地域でのご活躍を心から祈っています。




































そして最後に。
こうして今回貴重な体験をさせて頂く事ができたのは、日々サロン双に通って下さり、応援して下さる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
今回得た経験を通して、自分自身もまた一つ成長できたのではないかと感じております。今回学んだ事をまた帰ってから、皆様に少しでもご満足頂けるように、現場で活かしていきたいと思っております。
ありがとうございました。
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